ポルシェ964のプーリー

ポルシェの964はティプトロと5速でプーリーの径が違います。
ティプトロのほうが多くの電気(発電量)を必要とする為、プーリーの外形が小さく作られています。

964プーリー 1

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空冷ポルシェはエアコン以外に2本のベルトを使っています。
内側が空冷ファンのベルトで外側がオルタネーターベルトです。
5速車両の場合は2本とも同じ長さのベルトを使用します。
ティプトロ車両はオルタネーターのプーリー径が小さいので少し短いベルトを使います。
径が小さい=高回転になる=発電量が多い=壊れやすい
ということになります。

964プーリー 2

ポルシェのベルトの張りの調整はプーリーの中のシムで行います。
シムを増やしたり減らしたりすることでベルトの張りを調整します。

これはなれないと結構難しく感じます。
調整のコツはクランクを回しベルトを動かしながらプーリーを締めて行くことです。

こうすることでベルトが均等にならされプーリーが均一にしまるようになります。
また、オルタネーターベルトはトリプルスクエアーの特殊工具で回り止めをします。

この工具は通常ポルシェの車載工具に含まれています。
それだけ、ベルト切れはポルシェにとって致命傷となるので予備のベルトと共に常備しておきましょう。

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