走行距離17万キロの脅威の耐久性

これなんだか?解ります?
OS技研さんのスーパーロックLSD。
ハイエース用。
5年程前に装着して装着後
17万キロ。
このハイエース。
デフから音がすると入庫。
さすがのOS  LSDも17万キロだとさすがに限界か? と 思って分解すると。
音の原因は、LSDではなくてこいつ。
ファイナルギヤのピニオンBGが
ズタズタに。
これが異音の原因でした。
LSDはと言うと。
写真の様に、多少のプレートの擦れはありますが、目に見えた劣化は無し。
OS技研  スーパーロックLSDは
ディスクプレートが片側12枚
トータル枚数  24枚。
中身を見るとよくこのケースの中にプレートを24枚も入れたよな~と思います。
これが、脅威の耐久性を実現出来た理由ですね。
例えば、一つの製品を高性能に作る事は簡単。
でも、その製品を5年間 同じ品質で維持するとなると話は別です。
エンジンをOHしてオイルが漏れないのは当たり前。
でも、それが5年先でもオイルが漏れず壊れないで走り続けるというのは全く別の次元になります。
レースの世界だと速い車を作るのは簡単。
でも、ルマン24時間に勝てる車を作るのは容易ではありません。
宮大工の世界のように技術の本当の評価って時間が経ってはじめてわかるものだな~と最近思います。
こういうパーツが日本製というのはいいですね。
ウチのデモカーのポルシェ964ターボや930
ドリ車の90クレスタにも使っていますが、良いものにはやはり理由があると言う事ですね。