Yターボ  ブレーキローター交換

Yターボくんのブレーキローター交換。

この前のアイドラーズでフロントローターが終了。

ブレンボ 370mmローターですが

現在は販売終了。

エンドレスは、同じサイズがあるのですが取り付けピンボスが○タイプなのでNG。

こちら楕円タイプです。

国内でこのタイプのローター

BIOT さんでやっと見つかりました。

ボルト&ボスも当然交換。

リヤローターも交換して無事完了。

あとはプラグを全部新品にして

エンジンが途中で息継ぎする症状の確認ですが

このクラスの車、、、

パワーがありすぎて高速でも実走で確認するのは無理、、、、

車重1000K 台で 550ps は

本当にやばいです。

若い頃は、ほぼ実走でセッティングしていましたが

正直、、、もう無理です。

普通に死ねます。

でもシャーシやダイナパックだとほぼ全開付近しか解らないのでこちらも無理。

結論からいうときちんとロガーが取れるフルコンにしてサーキットで確認するしかありません。

と言うことで、、、今回は終了です。

930 RUF BTR エンジン組 4

オルタネータ交換。

元々のオルタネーター

がダメな訳ではなくこのターボはエレクトリックエアコンを付けます。

だから容量UPのオルタネーターが必要です。

近年 空冷ポルシェの主流となりつつあるエレクトリックエアコン。

特に930は、元々のエアコンはまず効きません。

しかもエアコンホースも長いゴムホースなのでトラブルが絶えません。

何よりエンジンのクランクプーリーから駆動するエアコンのコンプレッサーがエンジンのパワーロスとなります。

これら全てのデメリットがなくなるのがエレクトリックエアコンです。

大容量のオルタネーターに対応する配線コードを引きます。

ウチではエレクトリックエアコンは初めてなので楽しみですね。

続いて エンジンインシュレーターの加工。

ノーマルインシュレーター  32パイ

BTR 37パイ

この大きさの違い。

今まで何回も言いましたがポルシェ930 ターボ

964ターボ のエンジンはメーカーデチューンの固まりです。

昔のSCのエンジンをそのまま利用したヘッドのインマニ径の小ささが最大のネックです。

これは964 3.6ターボになっても変わらなかった。

排気量がSC時代から、、、900ccも大きくなってもポート形状は小さいまま、、、、

しかもターボ Sと名のつくモデルでも同じです。

まったくやる気がなかったとしか思えないですね。

逆を言えば エンジンの伸びしろがいっぱいあるのが930 ターボ  964ターボ ですね。

RUFは流石にこの辺りはきちんとやってますね。

小さいポートを旋盤で大きくします。

普通じゃ噛めないので 治具を作って加工です。

これでOKです。

もちろんインマニ側も RUFは拡大されています。

チューニングの基本ですね。

964ターボ ステアリングラック

964ターボのステアリングラック

現物OHです。

ラックマウントとブーツも同時交換です。

ちなみに ステアリングラックの新品純正定価は

71万円です。

ポルシェ価格ですね。

余程でない限りOHで大丈夫です。

ブレーキローターも前後交換。

ラック交換なのでフロントのアライメントも必要です。

完成です。

あとはオイル交換も

外したローターです。

ローター交換でブレーキのタッチも良くなりました。

作業完了です。