930 RUF BTR エンジン組 4

オルタネータ交換。

元々のオルタネーター

がダメな訳ではなくこのターボはエレクトリックエアコンを付けます。

だから容量UPのオルタネーターが必要です。

近年 空冷ポルシェの主流となりつつあるエレクトリックエアコン。

特に930は、元々のエアコンはまず効きません。

しかもエアコンホースも長いゴムホースなのでトラブルが絶えません。

何よりエンジンのクランクプーリーから駆動するエアコンのコンプレッサーがエンジンのパワーロスとなります。

これら全てのデメリットがなくなるのがエレクトリックエアコンです。

大容量のオルタネーターに対応する配線コードを引きます。

ウチではエレクトリックエアコンは初めてなので楽しみですね。

続いて エンジンインシュレーターの加工。

ノーマルインシュレーター  32パイ

BTR 37パイ

この大きさの違い。

今まで何回も言いましたがポルシェ930 ターボ

964ターボ のエンジンはメーカーデチューンの固まりです。

昔のSCのエンジンをそのまま利用したヘッドのインマニ径の小ささが最大のネックです。

これは964 3.6ターボになっても変わらなかった。

排気量がSC時代から、、、900ccも大きくなってもポート形状は小さいまま、、、、

しかもターボ Sと名のつくモデルでも同じです。

まったくやる気がなかったとしか思えないですね。

逆を言えば エンジンの伸びしろがいっぱいあるのが930 ターボ  964ターボ ですね。

RUFは流石にこの辺りはきちんとやってますね。

小さいポートを旋盤で大きくします。

普通じゃ噛めないので 治具を作って加工です。

これでOKです。

もちろんインマニ側も RUFは拡大されています。

チューニングの基本ですね。