964ターボ ワイドボディ。
続いては 電子スロットル制御の為のペダル取り付け。
実は、急ぎで、、こんな作業をしていましたので少し時間が経過しています。
解る人には解るエンジンですね。
何十年ぶりかにやると時間がかかりますね。
964ターボは、 スロットルワイヤーの取り外し。
ついでにくたびれたフロアボードもアルミ製に交換。
組み合わせる電子スロットルペダル。
電子スロットルにすると、、何がいいの? と思う方に
利点は、いっぱいあります。
まずは今まで2次エアーを吸わせてアイドリングさせていたアイドルコントロールバルブが必要なくなります。
電子スロットルはアイドリングに必要な空気をスロットルを開けることで制御します。
これは凄いことで、今までアイドルコントロールバルブをフルコンを使って
クローズドループコントロールしていたとしてもハイカムの入った車などだと絶妙は制御は、かなり難しいです。
でも本来のエアの通り道であるスロットルを開くことでコントロールできる電子スロットルは、より簡単に制御できます。
簡単に言えばアクセル開度の開き具合をECU制御により 0.1mm単位で調整できると言うことです。
あとは、電子制御にすることにより 今どきの車の制御であるアンチラグやローンチコントロール オートブリッピング クルーズコントロール などの設定も可能です。
よく言われる事として、、従来のアクセルワイヤーと比べてスロットルのダイレクト感がない、、、などという方がいますがこちらもECUの設定で自分好みのSETが可能。
アナログと電子 2台の車を用意して乗り比べてどちらがアナログと答えられる人は、まず居ないかな? というレベルです。
安全性についても 電子スロットルは、アクセル側と スロットル側にそれぞれ2個のセンサーを持ちます。
1個は、メインセンサーで 1個は、サブセンサーです。
常にメインセンサーの動きをサブセンサーが監視していてエラーが起きると制御をやめます。
これをスロットル側とアクセル側トータル4個のセンサーで行います。
アナログセンサーでよくあるアクセルワイヤーが何かにひかかり戻らなくなる、、などという不意の事故よりもよほど電子スロットルのほうが安全かと思います。
こんな感じで取り付け完了。
ただ、すべての車両に簡単に取り付けられるという訳ではないので注意が必要です。
(電子スロットルを制御できるフルコンとそれに伴うシステムが必要です。)
踏んだ感じの硬さも問題ないですね。