930 RUF BTR  エンジン組み 2

RFU BTR エンジン組み

ヘッド部分の組み付け。

特別強化パーツは、使われていませんのでノーマルと同じクリアランスの組み付けです。

ヘッド完成。

ここまで完成です。

こちらは、930カレラの ドアロックシステムの不良。

キーシリンダーに付くロックユニットのセンサー不良です。

センサーの芯が折れていますね。

新品に交換です。

これで大丈夫です。

ポルシェ930 カレラ

エンジン不動の930

いろいろ点検です。

レシプロエンジンの3原則。

良い圧縮   良い点火  良い 混合気

ここで、、注目すべきは、、良い、、、なのです。

点火してる、、ではダメなんですよ

良い点火してる、、、、ここが重要ね。

コンプレッションゲージで圧縮点検。

多少ばらつきがあるが問題なさそう。

点火のほうも問題なし。。

となると燃料が怪しいですね。

ポンプ見ると、、、

燃料タンクからも、、ポンプからも燃料が漏れています。

燃料ホースも、、こんな感じ、、

たとえこのままエンジンかかっても 車両火災レベルです。

ホース類は、交換。

燃料ポンプの作動 OKで 燃料リターンも普通にしています。

ということは、、インジェクターが作動していないか?  ECUからのインジェクター信号がいっていない、、、のどちらかです。

インジェクター外すと、、固着して動いていない、、、

フィルターも、、こんな感じ

今回の場合、、エンジン不動の原因は、インジェクターです。

車のトラブルシュートは、こういう風に1個ずつ要因を潰していきます。

そして、、たどり着いたのが答えです。

よく、、エンジン掛からなくなったからフルコンにしてください。

などという問い合わせを受けますが、、フルコンは、エンジンを治す為の物ではなく

正常に動いているエンジンをよりよく制御する為の物です。

良い圧縮  良い点火  良い 混合気

この3要素がまともでないエンジンは、どんな制御を使っても動きません。

勘違いしている人が多いので、、お忘れなく。

3年ぶりに、、無事エンジン始動です。

ポルシェ930 カレラ  不動車

ポルシェ930  3.2Lカレラです。

とても綺麗な車ですが、、、

3年ほど不動車です。

最近、国産旧車もそうですが、、昔から持っていて動かなくなった車両を

きちんと動かそう、、という流れが車やバイク業界にはあります。

コロナ渦の影響でしょうか?

各方面の旧車関連の加工屋さんなどはかなり忙しいと聞きます。

2030年問題、、、、

これが大きく作用しているようにも思えます。

内燃機エンジンを持つ車は、2030年以降、、大手を振って乗れなくなる。

どのような形で日本政府が動くのか?解りませんが少なくともフランスのパリのように

東京には、内燃機エンジンを積んだ車は乗り入れ禁止になる可能性は、大です。

それならば、、残されたあと9年、、、

思いっきり内燃機エンジンと遊んでみたい。

そう思う人が多いのも当たり前のことだと思います。

内燃機エンジンの基本は、

良い圧縮  良い点火  良い燃料

この3つです。

どれがダメでもエンジンはかかりません。

まずは、、圧縮点検、、、

燃料周りの点検も、、、

燃料ポンプは、回っていますが、インジェクターは動いてない様子です。

あとは、この時代のECUは、、もうかなり古い為、、こちらも点検ですね。

たとえ正常に動いていても、、もう黙って最新フルコン制御という選択が1番良いかとも思います。

30年前のECUと今のフルコン、、、

電卓とパソコンぐらいの違いがありますからね。

いろいろ点検中です。