996GT-3 エンジン 7

996GT-3 エンジン ヘッド組み込み。

シートカットと バルブガイド入れ替え。

バルブガイドは、熱引きのいい ベリリュームで作成。

すり合わせをして組み込み。

バルブコッターは、新品交換です。

ヘッド完成です。

続いてカムシャフトパーツなどを洗浄。

エンジンパーツは、錆びが怖いので組み付ける前に洗浄します。

ブロックとヘッド組み込みです。

メタルG/Kを入れてヘッド組み込み。

規定トルクで締め付け。

角度締めなのでデジタルトルクレンチは、必修ですね。

カムハウジングを着けてカム装着ですが、

ラッシュアジャスターと 可変カムパーツは経年劣化を考え無条件交換です。

ただ、このパーツ すごく可愛くない価格です。

これだけで新車の軽自動車が買えます。

ポルシェのレーシングパーツは、ディラー経由ではなくモータースポーツ経由となります。

GT-3などのスポーツモデルは、レーシングパーツを多く使っているので納期も価格もびっくりする金額となります。

レーシングパーツってその車が現役でレースを走っているときはすごく良心的な価格ですが、

現役を退いて年数が経つと当然高くなります。

バルタイを取って終了です。

水冷エンジンは、オイルリターンチューブがないので左右のカムシャフトに付くオイルポンプでオイルを回収します。

オイルポンプもOHです。

エンジン本体完成です。

996GT-3 エンジン6  964GTセッティング。

996GT-3 エンジン

ピストン組み込み。

水冷GT-1クランクエンジンは、シリンダーライナーがニカジルメッキ。

空冷ポルシェと違い組み込み難度は、、、かなり高いエンジンです。

SST無くして、、、まともに組むことが出来ないエンジンだと言えますね。

シリンダーライナー装着。

エンジンを設計するエンジニアは当然 組み込み分解ができるエンジンを作る必要があります。

昔のレーシングカーのようにシリンダーヘッドとブロックを溶接して二度と分解出来ないエンジン設計は、市販車には、ありえませんから、、、

ポルシェの水冷GT-1クランクエンジンを見るたびによくこんな複雑なエンジンを設計したと思いますね。

組み込みにかかる時間も空冷の3倍、、、難易度はさらに倍ですかね。

エンジンの構造を理解していないと組めないエンジンですね。

ヘッド部分完成。

ここまで完成。

連休中は、ウチの電子スロットルターボのセッティング。

いろいろな部分を見直して組みなおしたので全然違う車に、、、

パワー測定で ブースト1Kでもローラーが

滑り、、終了。

この時点で561PS

本当は、ブースト1.5Kまでやりたかったのですがこの時点で終了です。

あとは、実走でと思ったのですが、、こちらも無理、、、、

続きはサーキットでやります。

電スロターボ、、、、めっちゃいいです。

これを味わうと、、もうこれしかないかな?  と思いますね。

アンチラグと オートクリッピングは、まだまだ、、妄想中です。

一度にやることが多すぎて頭がパニックですね。

996GT-3 エンジン 5

ゴールデンウイーク 突入ですね。

長い人は10連休とか、、、

羨ましいですね。

GT-3エンジンの続き。

ヘッドボルト部分をタップ掛けして 

オイルポンプもOHです。

オイルポンプも進化していますね。

930時代は鉄で 964から マグケース  そして996GT-3 でアルミに、、

やっぱりマグは、失敗だったんだな、、と思いますね。

チタンコンロッド

コンロッドボルトは、純正が納期未定なのでARP製を使います。

前期996gt-3は、兎に角 欠品パーツが多いです。

3000台程度の限定車だったので仕方ないですね。

ヘッドボルトも 当然新品交換です。

ここまで完成。

連休は、5月3-5日は、 お休みします。

それでは、、