孤高のエンジンロータリーの続き!

前回話したロータリーエンジンについてもう少し話してみたくなりました。

お友達プログのTADAさんのコメントに答える意味でも、、、

ペリフェラルポートはご存知NAロータリーの最高峰です。

何が最高峰なのか!、、、、

理由はそのアホのようにでかい音と思い切ったエンジン加工にあります。

まず2000rpm回転以下ではアイドリングしない!

それは、従来のサイドポートの吸入を捨て、EXと同じペリポートにしているからです。

サイドポートをデブコンで埋め新たにハウジングにインテーク用の穴を開ける。

これは、レシプロのエンジンではまず考えられないぐらいのオーバーラップのエンジンになります。

通常のサイドポートはサイドシールにより序所に吸入ポートを開けていきますが、ペリの場合、ポートの開け閉めはアペックスシールのみで行なうことになります。

アペックスシールは幅3mmにも満たない部品です。

こんなものが穴の上を通過するだけのポートで普通にアイドリングするわけがありません。

あくまで高回転狙いでその他のことは考えない! 本当に男らしいエンジンです。

しかもロータリーのNAの場合マフラーの長さにより性能が大きく変わるため下手なサイレンサーは入れられないのでもろに直管の音になります。

これが、めちゃくちゃにうるさい理由です。

サーキットでピットの隣にいようものなら怒鳴り込みたくなります。

しかし、乗っている本人には最高の音とフィーリングでサーキットを貸切気分で走れます。

昔、船橋のゼロヨンを見に行ったときはるか遠くからロータリーサウンドが近ずいてくる音がするのに全然車の姿がない!

それから5分ぐらいしてやっと車の姿が見えた!

大げさでなくそれぐらいうるさかった!

今の時代だと即逮捕です。

これが、犯罪的なロータリーペリです。

もうひとつロータリーには犯罪的なエンジンがあります。

それはブリッジポート、、、

その名の通り今度はコーナーシールがポートの上を片輪走行しながら通り過ぎます。

従来のサイドポートの上に欲張りにももうひとつ穴を開けてしまったのがブリッジポートです。

こちらもペリと同じく耐久性は考えないスペシャルポートです。

現在ではほとんど見かけることがなくなったペリとブリッジですが、ロータリーの歴史を語る上で欠かせないエンジンです。

また、熱く語ってしまいました。

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“孤高のエンジンロータリーの続き!” への6件の返信

  1.  いやー熱いですね。寒波を忘れそうです。えらく豪華にお返事いただき、今からドンキホーテにロータリーエンジンが置いてあったら衝動買いしそうなイキオイです。 
     そうかー、近未来にぺりのロータリーを所有したくなりました。

  2. TADA さん
    京都の街にローターリーペリは犯罪です。
    でも見てみたい!

  3. どうもです。宿題のGPバイクのエンジンをカートに載せる件、見つかんないんス。ごめんなさい。引き続き捜してみますが、時間がかかってたのでとりあえずご報告です。
    モモセンも昔FCに乗ってました。孤高のロータリーなんてね。キバって重ステ化でした。エアコンはつけたままの根性なしでしたけど(笑)。もちろんプロジェクトXのロータリーエンジンとル・マンの優勝は永久保存版です。夜中にこっそり見て泣いてます。
    あの車にのってからタコメしか見なくなりました。今でも忘れらんない車です。

  4. モモセン さん
    カートの件無理に探していただいて申し訳ありません。私も何かの記事で1度見ただけなのでそれがアメリカだったかどうかはっきり覚えていません。こちらでも探して見ます。
    FCにパワステ無しは、めちゃめちゃ重いです。
    私も1度ベルトを外したことがありますがすぐに付けました。カウンターあてられなかった!

  5. はい。キックバックで指折れます。あの車に乗ってからハンドルを握るとき絶対に親指を巻きつけなくなりました。

  6. モモセン さん
    当時の富士のフレッシュマンの車両ですらパワステ外さない人もいたぐらいです。

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