ポルシェ 964 3.6Lターボ

車検とその他点検で整備中の

964 3.6Lターボ。
限定モデルではなかった3.6Lターボですが販売期間が1年弱と短かった為
非常に希少価値が高い車です。
今やフルノーマルなら
ウン千万円   と言うびっくりする車です。
入庫後、少し動かすとシフトフィールが変?
カバーを外すと964おきまりのロッドチューブのブッシュがいなくなっていました。
このトラブルは、あまりにも多いので
ウチでは、車検ごとに必ず点検します。
点検方法は、シフトノブを持って上下に動かした時ガタがあるとアウトです。
あとは、クラッチペダルがたまに戻らなくなるというトラブル。
これって3.6Lターボ独特のトラブルです。
ターボ3.6Lだけクラッチペダル周りのパーツを3.3Lターボとは違うパーツを使っています。
3.6Lターボは、ペダル周りのパーツは、965品番です。
クラッチペダルとマスターシルンダーを繋ぐこのパーツ。
写真でも少しバカ穴になっているのが解ると思います。
長年使っているとこの部分がすり減ってバカ穴になりクラッチを踏んでもこのガタでマスターをきちんと動かせません。
最悪の場合、クラッチペダルが反対側に反り返ってしまいます。
2年ぐらい前に同じ症状の車があったのですが、その時はこのパーツは、すでに本国でも生産中止だったのでワンオフで作った覚えがあったのですが、今回のパーツオーダーをすると本国にはあるという返答でした。
生産中止のパーツも復活するのか?
クラシックポルシェ部門が出来て少し変わったのですかね。
とりあえず、パーツ待ちです。