慣らし運転

新車やエンジンを組んだばかりの車は
慣らし運転ということを行う必要があります。

エンジンなどの機械部品は、金属同士が当たり合う部分が
たくさん存在します。

慣らしとは、それらの部分をゆっくりとなじませて
あげるということです。

組んだばかりのエンジンは、初めは、回りが重いです。

“慣らし運転” の続きを読む

WPC処理

車のエンジンに、よく使われる処理にWPCというのがあります。

WPCとは、40~200ミクロンの非常に小さなショットを100m/sec以上という
非常に高速で噴射して素材の表面処理を行ないます。

WPC処理を行なうと金属の表面の応力が分散されるので
金属疲労に対しての耐久性があがります。

車の場合、よく用いるのは、クランクシャフトやロッカーアームなどの常に回転している部分です。

ほとんどの金属に、処理をすることが出来るので、本当は、すべてのパーツに使えばいいのですが
やはりコストとの兼ね合いがあり、一部分にのみ使用するのがほとんどです。

“WPC処理” の続きを読む

水温

やっと夏らしい気温になってきたので、車の水温の話をします。

エンジンの1番調子がいい水温は、それぞれのエンジンにより違います。

車のエンジンは、大体80度から100度近辺で使用しますが、
2ストのバイクなどは、60度近辺の場合が多いです。

車でもドイツ車の水温は、比較的高めの設定です。

昔のベンツに良くあったトラブルとして
水温が100度を超えるので点検してください。 

というのがありました。

“水温” の続きを読む