996 カレラ LSD




996カレラってLSDの設定が各社ともないんです。
カレラは、GTー3とは違い
今までのG50MT  系とはまるで違うMTです。
また、ボクスターとも違うんですよね。
OSさんに聞くところ海外で何台か付けたことがあるらしく
でも3種類ぐらいの適合があるようです。
とりあえず、OSさんにデフを送り確認してもらうことに。
これが純正オープンデフ。
996カレラもサーキット走るならLSDがないとつまらないよね。

964T OSツインプレート&LSD

Fさん  964T。

サーキット走行用に
OS技研のスーパーロックLSDと
ツインプレートクラッチの組み込み。
ポルシェも964からエンジンを脱着しないでMTだけ脱着可能になりました。
こちらは、ノーマルのダブルマスのクラッチ。
ダブルマスというのは、フライホイールがダンパーの役目をしているクラッチです。
フライホイールが回転方向にダンパーの役目をして動きます。
このダンパーがあるおかげで半クラッチや繋がりの振動を抑える役目をしています。
だからノーマルクラッチのポルシェは、すごく乗りやすく誰が乗ってもエンストしないで走れます。
でも、使用用途を走りメインで考えた場合。この乗りやすくが逆に邪魔になります。
ポルシェもRSモデルではRSクラッチと呼ばれるシングルマスのクラッチを使っています。
スポーツモデルだと乗りやすさよりも軽さとキレの良さがクラッチには求められるからです。
OSのツインプレート
スタンダードモデルで600psまで対応です。
気になる重量。
純正ダブルマスが
19K
OSツインプレートが  14K
約5Kの軽量化です。
ちなみにRSクラッチは、シングルなので
さらに軽く11kぐらいだったと思います。
ターボの場合は、軽さよりも対応馬力で選んだ方がいいです。
よくやるRSクラッチに3.6ターボカバーの場合450psぐらいが馬力の限界です。
ツインプレートを選ぶのは圧着力が純正と同じで対応馬力を上げる為です。
続いては
LSD。
ターボモデルは、ノーマルで純正LSDが装着されていますが、実際はほとんど効いていません。
効いていなくてもサーキット走行をしないほとんどの人が気がついていないと思います。
じゃーなんの為のパーツなんだって思うと思いますが、
単純に車を速く走らせる為のパーツです。
もちろんサーキット走行で
今回は、サーキット用のスペックです。
LSDは、車の減速と加速にとても重要な役目をしています。
詳しくは、長くなるのでメルマガにでも書きます。
バックラッシュを点検して組み付け完了。
後は、コーナーウエイトとアライメントです。

OSスーパーロックLSD 仕様変更

OSスーパーロックLSDの点検がてらの仕様変更です。

Yさんターボで、サーキット走行2回。
OS LSDの凄いところは、そのプレート枚数。
なんと 片側14枚です。
トータル28枚。
ポルシェの996CUPの純正LSDで12枚。
純正cupカーの倍以上の枚数です。
そしてこれがOSスーパーロックLSDの
特長であるインナースプリング。
これの数や強さにより効き方を調整できます。
ほとんどやる人がいないのが勿体無い話です。
ポルシェ乗りの人って案外LSDに無頓着な人が多いです。
RRだからLSDなど要らないと思っている人がほんと多いです。
後は、純正が1番だと本気で思っている人。
純正LSDってほとんど効いてないことを知らない。
このLSDはもともとサーキットスペック仕様ですが、もっと効かせる方向にセッティングしました。