964ターボ LINK atom仕様 完成

964ターボ エンジンOH

LINK atom ECU 仕様

このエンジンは、メタル類の当たりは付いているので長距離の慣らしは必要ないのですが

タービンとカムシャフトなどは今回新品なので多少の慣らし後セッティングです。

LINK furyを繋いでクランクセンサーの波形を確認。

atomには、この機能はありません。

今年の夏はキツイですね。

外気温 38.5度

空冷ポルシェにはキツイですね。

工場に戻るとエンジンルームを扇風機で冷やします。

空冷ポルシェの1番のネックは、エンジンルームの吸気温度。

この時期だと走行後エンジンフードを閉めたまま30分程放置すると吸気温度どれぐらい上がるか?

知ってますか?

止める時に40度だった吸気温度が

30分でほぼ80度。

高速のパーキングに止まって休憩して走り出そうとエンジンをかけるとアイドリングが安定しない。なんて事空冷ポルシェにはよくあります。

特にノーマルターボのKジェトロなんかはガソリンのパーコレーションが頻繁に発生します。

メーカーもこれを知ってか?993からはエンジン停止後もヒータファンを回す用になりました。

水冷になった996GTー3などはエンジンを止めた後エンジンルームの冷却ファンが15分程度回り続けています。

930や964にはこの機能がないのでエンジンルームにこもった熱でバンパーやテールランプすぐにダメになります。

もし家の駐車場に余裕のある方は、走行後エンジンフードを開けて扇風機で30分程度エンジンを冷却した後フードを閉める。

これをやるだけで熱害が相当抑えられます。

でひやってみて下さい。

964ターボ は、セッティング完了です。

良い感じになりました。

続いて

964カレラエンジン

こちらも分解始めてます。

エンジン始動の964ターボ

やっとエンジン始動の964ターボ

Facebookとの連携が上手くいかないのか最近あまり反映されませんね。

LINK atomで制御です。

色々悩みましたが、新たなLINKの使い方の発見も色々ありました。

エンジン始動後 オイルホースの漏れをチェックしてインナーフェンダーをつけます。

オイル漏れでギトギトだったカバー類も綺麗にしてます。

セッティングですが、この暑さだとやる気にならない。

夜にでもゆっくりやりますかね。

9日から10日は、エビスサーキットに行くためにお休みします。

また、お盆休みは16日から20日までを予定しています。

LINK ATOM

964ターボ のフルコンとして

今回は、LINK ATOMを使います。

LINK の中では入門モデルです。

入力は、Aカプラーのみです。

MOTEC M4と比べると大きさは同じぐらいです。

MOTEC M4 このフルコンがなければ日本のフルコン文化は育たなかったでしょう。

このフルコンでたくさんの事を勉強したチューナーがいっぱいいると思います。

私もその一人です。

ただ、もう時代は変わっています。

20年前のフルコンと現在のフルコンでは性能も出来ることも違います。

DOSでサクサク動くM4は、現在でも問題なく動くでしょうがそれを動かすパソコンがもうありません。

M4を動かすには最低windows XPまでです。

ウチにもDOSが動くPCは、1台しかありません。

このPCが動かなくなればセッティングは出来ません。

だから、今回はLINK にします。

ATOMは、LINK の中では1番入門モデルですが、

964ターボ を街乗りで動かすには十分な性能だと思います。

ECUの価格の違いは、インプット アウトプットの入力数の違いです。

当然、入力数が増えれば出来る事が増えるので価格が上がります。

目安として

空冷ポルシェの場合

930カレラ 930ターボ 964ターボ

は、街乗り主体の人ならATOMで十分です。

964カレラ 993カレラ は、stormが良いです。

あとは、レースなどでノック制御や独立点火

インジェクター電流制御 電子スロットルなど

色々やりたい人は、fury がおススメです。

ハーネス作成中です。

今日の所沢市は、、、、、

全国6位の 39.8度

どうかしていますねこの暑さ。

暑くて終了です。