996GT-3 エンジン 4 964GT慣らし

エンジンOHの 996GT-3

パーツもボチボチ揃ってきたので エンジンの洗いを、、、

まずは、クランクケース。

ヘッドボルトは、すべて交換です。

空冷と比べて20mm長いですね。

天日干しで水分を飛ばします。

こちらは、シリンダーライナーが入るピストンブロック。

ぼちぼち組み始めます。

964GTは、エンジンの慣らし運転。

LINK G4+   から LINK G4X への移行に少し手間取りましたが

両方とも無事エンジン始動。

電子スロットルの良さは、今更 あれこれ語る必要もないのでここでは話しません。

今回は 500km程度走って セッティングです。

996  GT-3 エンジン3

996GT-3  エンジンの続き。

当然ですが 空冷ポルシェと違い ツインカムヘッドです。

空冷ポルシェはシングルカム

ツインカムヘッドの利点、、、

数えればキリがないですがシングルカムとの1番の違いは、やはりプラグをシリンダーの

ど真ん中に持ってこれる。

これに付きますね。

シングルカムだとこれは不可能です。

ツインカム4バルブ、、、

昔の国産車は、高性能の証として、、ドアのサイドステップなのにデカールを張ってましたね。

でも、、ポルシェ911は、1997年  996が販売されるまで空冷2バルブエンジンでした。

そして、、996カレラエンジンを 経て

GT-3というスペシャルグレードの 水冷エンジン。

ヘッド部分は、3階建て。

正直、、お金かかりすぎのエンジンです。

もっともGT-3は 1400台限定の スペシャル車両だったので採算度外視なのかと思いますが、思いの他 人気が出たので後期からカタログモデルになるという展開。

このスキッシュとバルブのハサミ角 燃焼室形状を見れば

どれだけ攻めたエンジンなのか? 解りますね。

 

水回り形状も

996カレラ系エンジンのオープンデッキ形状とはまるで違います。

ここまでくればこのエンジンがGT-1クランクであるのが解りますね。

コンロッドは、チタン、、、、

それを止めるコンロッドボルトもチタン。

996GT-3 前期モデル、、、すでに22年前の車です。

そう考えれば、当時の販売価格は、破格値 だったんだと思いますね。

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仕事始め。

工場で年越し車両が多い中仕事始めです。

996GTー3は、年始の富士走行の為

ブレーキパッド交換。

パッドはフェロードのDS3000です。

こちらは、慣らしとセッティングを行う事となった沖縄からの930ターボ。

まずは、タービンからのオイルリターン量の制御。

これから慣らしですが、沖縄育ちのこの車はヒーターありません。

夜は寒すぎて無理ですかねー

930SCは、クラッチ異音。

点検してみるとクラッチではなくMTですね。

オイルがこんな感じ。

年始から忙しすぎて大変です。

サーキットテストをしたい事がいっぱいあるのですが全然行けていません。

金曜日は、オートサロンの為お休みします。

業界の挨拶回りですね。

それでは。