993カレラ メンテナンス

993カレラのメンテナンスです。

今回は、燃料ホース類 の交換。

エンジン側の燃料ホースは、インマニを外さないと交換出来ません。

インマニのインシュレータは熱で亀裂が入っています。

要交換。 もう定番ですね。

燃料デリバリーホース。

上が新品です。

下は、かなり劣化が進んでいます。

ポルシェも燃料ホースからガソリン漏れで炎上する車が増えているとか? 聞きますね。

ガソリンの場合火がついたら燃焼速度が速いので消せません。

気をつけましょう。

ついでにインジェクターもOHします。

かなりカーボン溜まってますね。

今週納車の予定です。

993カレラ 車検整備

993カレラの車検整備です。

油脂類を一通り交換と

その他点検です。

この前間に合わなかったスタビブッシュも交換です。

フロントオイルラインも点検中。

この車の場合は、劣化していないので交換しなくても大丈夫です。

明日は、筑波サーキットでアイドラーズレースの為お休みします。

さて、ピンタイヤでどんな結果か?

楽しみですね。

993カレラ 足回り交換

綺麗な993カレラです。

サスペンション交換とロアアーム ブッシュ交換です。

ターボキャリパーですねー。

ビルシュタインのサスペンションKITです。

ビルシュタインのショックの特徴は自由長を長く取りヘルパースプリングの締め付けを調整する事でバネを遊ばさずに車高調整出来ます。

今の車高調は、全長調整式がほとんどですが

ビルシュタインは未だにこのスタイルです。

ドイツ車特有の伸び側のストロークを最大限に生かす作りですね。

ロアアームブッシュも交換です。

現状は、ご覧のようなウレタンブッシュ。

ウレタンブッシュは、足回りなどの回転運動する部分には、本来は使ってはいけません。

それでもウレタンブッシュを使ったパーツが足回りの社外パーツとしてたくさん販売されています。

単純に解っていないパーツ屋が解っていないお客さんに売っているだけです。

足回りの摺動部に使っていいのはピロボールとゴムブッシュだけです。

ウレタンブッシュは、ウレタンそのものに強度はありますが回転能力はありません。

回転運動するたびにすり減っていきます。

ゴムブッシュは、この回転運動をゴムのたわみとして受け止めます。

でも、たわみにも限界がありますよね。

そのままで180度回転することは不可能です。

でもピロボールなら180度

回転しても問題ありません。

だから、足回りの駆動部にはピロボールが本来は、1番いいです。

ただ、コスト的な部分で一般市販車には使われません。

レース車両では、当たり前ですがね。

ピロボールなんか街乗りの車に使ったら乗り心地が悪くなる? なんて人いますが

そんな事ありません。

メーカーだって最重要な部分にはピロボール使ってます。

タイロットエンド ロアアームエンド

コントロールアームの付け根など、、、、

この辺りも知らない人多いです。

今回は、ウレタンブッシュからゴムブッシュに交換です。

1Gの締め付けをしてコーナーウエイト測定。

いい感じの数値になりました。

あとは、アライメントを取って今週納車です。