ポルシェ964 ターボ 3.6L エンジンOH 6

ヘッドの組み込みです。
バルブの擦り合わせ。
この辺りの精度は、加工屋さんの技術も重要となります。
セット長合わせをして組み込みます。
パワーに直接影響する部分なので、
すごく重要です。
3.6Lターボのヘッドは、カレラ2と同じピストンの溝にGKが入るタイプです。
よく、クーパーリングと同じと思う人がいますが違います。
クーパーリングの場合は、ヘッド側にも溝を切ってその間をステンリングで挟み込むという感じです。
今回のOHは、3.6LターボということもありオリジナルのままのKジェトロで動かすので、ほとんどのパーツは、オリジナルベースですがカムは、993スーパースポーツに交換します。
後は、バルタイをとれば完了です。

ポルシェ964 ターボ 3.6L エンジンOH 5

早めのお盆休みも終わり
今日から仕事です。
お盆休みは、福島へ
後の日は、ギター三昧でおもいっきり車から離れる時間が出来て完璧にリフレッシュ出来ました。
さーて、今日から3.6Lターボエンジンの続き。
3.6Lターボは、Kジェトロ用のセンサーは全てクランクケースに付いています。
だからブローバイケースはこのようにセンサーだらけです。
ピストンの組み込み。
3.6Lターボは、ピストンリングも幅も3.3Lターボと違います。
カレラ2 と同じ  1.5   1.75   3mm  の組み合わせです。
ピストン組み込みまで完了。

ポルシェ964 ターボ 3.6L エンジンOH 4




964ターボ  3.6L。
クランクケースのバリ取りとヘッドボルト部分のタップがけ。
ヘッドも加工から上がってきたので
組み付け準備です。
メタルジャーナル部分をラッピング。
パーツ洗浄。
エンジンOHの中で1番時間がかかる部分です。
ロッカーアームと
 メタルは、WPC加工。
コンロッドボルトは、arp強化ボルト。
明日から早めの夏休みに入ります。
8月8日から  13日まで 休みます。
よろしくお願いします。