89  930ターボ   ファイナル

15回続いた 89 930ターボ  

今回でファイナルです。

フロントサスペンション。

14k/178/60   プラス  ヘルパー   SP

リヤ  サスペンション

18k/ 178/60

共にエナペタルさんでショートストローク加工+OH

1G 状態の車高もいい感じです。

アライメントとコーナーウエイト

リヤの車重  左右 ぴったりきたの初めてです。

クロスもほぼ  50%  で完璧です。

車重   1122k    

軽るいーーーーー
ただ、まだフロントバンパーやリヤバンパー

シートなどが付いていないので暫定数値です。

フルピロの足回りとスタビ。
ノーマルの930ターボのトーションバーの足からすればすでに別物の車ですね。

やっと着地、、、、
長かったですね〜〜

ここまでで、ウチの仕事は終了です。

あとは、オーナーさんの元に戻り細かい部分の取り付けです。

車検とその他諸々   そして慣らし後のセッティング。

頑張って今年中に復活させてもらいたいですね。

89  930ターボ  15   

今日から休み明けの仕事です。

ショート加工から上がって来た足の仮組をして


ロールセンター用のアジャスターリンクの取り付け。



仮組して位置を確認しながら位置極めです。

本溶接をして

ここまでが休み前の仕事です。

あとは、オーナーさんが色を塗っています。

今日は、リヤのガーディングアーム の付け根部分をピロボールに交換。

ノーマルのブッシュはすでに賞味期限切れです。

でも、930は、ここのブッシュそのまま使っている人が多いよね。

あの大きなガーディングアーム の根本なので実は、1番負担がかかります。

Msさんのピロボールです。

片側がネジ式になっている優れものです。

作りも綺麗ですよ!

続いて、ウレタンブッシュでショックのアッパーマウントを、、、

ここが、ゴムだと折角のリジット感が逃げますね〜

かといってここまで金属だとボディーの負担がハンパないです。

ウレタンブッシュぐらいがちょうどいい感じです。



ショート加工済みのショックに取り付けて

リヤは、とりあえず完成。
あとは、フロント。

休み中にオーナーさんが塗装済みです。

89  930ターボ  13

このターボのエンジンをかける前のもう一手間。


燃料タンクが、載り。

燃料ポンプもボッシュの大容量タイプへ交換。
そして


追加のオイルクーラー。

これが付けばエンジンかけられます。


ノーマルのオイルクーラー側も加工。


これオイルクーラー用のフィッティング16番。

手のひらと比べればどれだけデカイか?

解るでしょ。

国産車は、通常10番で大きいとされるロータリーエンジンでも12番。

その違いは、オイルポンプの大きさの違い。

ポルシェは、クランクケースに巨大なスカベンポンプを内蔵するドライサンプ構造。

だから、16番ホースでも油圧が落ちる事はない。

これが空冷エンジンでも真夏のサーキットを全開で走ってもビクともしない理由です。

アウトバーンをアクセル全開でガソリンが無くなるまで走っても壊れないとされるドイツ品質です。


ストレート形状で平気かと思ったらこの車

湾岸バンパーなのを忘れてました。


という事で60度のフィッティングを手配中。