★幼い日の記憶

最近、少しずつポルシェのお客さんが増えてきました。

ホームページ以外は、ほとんど宣伝していないのでネット関連を通じてのお客さんがほとんどです。

今の世の中、雑誌広告に何十万もかけるよりネットのほうがリアルタイムで有効だったりします。


どうしてか解らないのですが、ブログやメルマガを読んでもらっているお客さんが来店される場合
初めて会った感じがしない部分がたくさんあります。

ほんと、不思議なのですがこちらもすごく安心できます。

私は、ちょうどスーパーカーブームの頃初めてポルシェという車を見ました。

ネコの後姿に似た発売されたばかりのポルシェターボを、、、、

実家は、京都なので小学生の頃トミタオート(現トミーカイラ)によくスーパーカーを見に行きました。

ランボルギーニーミウラが展示されていたのを今でも覚えています。

その頃、親に話していたのは大きくなったらポルシェターボに乗る。

そんなことを言っていました。  今でも記憶の片隅にはっきりと覚えています。

親は、もちろん呆れ顔でした。

その当時でも、新車価格1500万円しましたから、、、、

今でいう5000万円ぐらいの価値ですね。

それから30年近く経ちますが、まさか自分がポルシェターボのメンテナンスをする人間になるとは
本当に思いもしませんでした。

しかも、あの時憧れた車が今でも現役で走り続けていることにポルシェのすばらしさを感じます。

今日、工場でポルシェターボのメンテナンスをしていると通りがかりの子供が

「あーポルシェだーー、、、、、カッコイイ!!」と言っていました。

私が30年前に憧れたことを思わず思い出してしまいました。

「子供は、本当に正直です。  かっこいいものは、カッコいい、、、」

そこに大人のような偏見は、ないのです。

けっして新しくはない964ターボを見てカッコイイと思う気持ちは、
大人も、子供も同じなんだと思いました。

自分の幼き日の記憶をたどりながら、、、、

その子にも、大人になったらポルシェに乗って欲しいと思いました。

夢って本当は叶うんだなー って思います。

私は、全然お金持ちではないし、資産があるわけでもない。

でも、気がつけば自分の周りにあの頃憧れた、ポルシェがいっぱいいる。

同じ気持ちを持つポルシェ乗りの方がたくさんいる。

それだけで幸せなんだと思います。

会社を大きくして大金持ちになりたいとは思いません。

だた、好きな車に乗れてサーキットを走れて、、、

好きな車をいつまでもメンテナンスしていければ、、、、

それだけでいいんだと、、思います。

幼い日に思い描いたように、、、、、