タービン選択の難しさ!

NAエンジンにターボを付ける場合、どのようなタービンを選ぶかは凄く難しいことだと思います。

最近ポルシェのボルトオンターボを作りましたが、最後まで悩んだのはやはりタービン選択です。

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ポルシェはもともと3.6Lの排気量を持ちます。

これを回す為のタービンは、それなりに大きなタービンでなければなりません。

通常国産車の場合3Lクラスであれば、HKSならGT28シリーズGT30シリーズになります。

トラストなら、、TD07や、T78などになります。

3.6Lという排気量をきちんと回す為には、最低限BIGタービンといわれるタービンが必要です。

ノーマルの964ターボはKKKのK26タービンが付いています。

しかし、ここに問題点があります。

ボルトオンターボ、、、、を求めるお客さんは、通常街乗りがメインの方です。

エアコンが付き、、あまり外観を損なわずターボが付いていることが重要です。

レースカーではないわけですからこれは当たり前のことです。

こういう条件化だとT78などのBIGタービンはレイアウト的に無理が生じます。

そうなるとHKSのGTタービンか、、、、などと考えましたが

GTタービンはボールベアリングタービンです。

タービンのシャフトの部分にボールB/Gを使用しています。

このタービンはタービンレスポンスは凄くいいタービンですが、ポルシェに使用する場合には難点があります。

GTタービンは、タービンに水が回らないと極端に耐久性が落ちるということです。


空冷ポルシェには、使用できない、、、

レイアウト、、、耐久性、、、マッチング、、、

これらを考えたあげく、、私が選んだタービンは、、、、

トラストの TD06ー25Gになりました。

このタービン、、FDなどのロータリーにはおなじみのタービンです。

TDタービンの特徴は下からすごくマイルドで滑らかな特性です。

要するに街中でとても乗りやすい、、、、

最大パワーではT78などにかないませんが、、、

T78の猛烈なパワーは街乗りするにはそれなりの覚悟が必要です。

500PSのBIGパワーは、街乗りには必要ありません。

カレラ2にTD06-25G使用、、、、

はっきりいって964の3.3ターボより断然速いです。

ターボを付けることで劇的に変わる車がいっぱいあります。

ポルシェはその中でも1番の存在だと思います。

ポルシェターボ、、、、、

私の子供の頃からの憧れです。

ポルシェにはターボが似合う、、、

ターボボディーは、カッコイイ、、、

市販車で、1番最初にターボ技術をものにしたポルシェ、、、、

ターボ=ポルシェだと、、、いまだに思います。

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“タービン選択の難しさ!” への2件の返信

  1. ポルシェターボ、良い響きですねェ。特に930は本当に憧れました。ガキの頃は後にウィング付いてるポルシェ見ただけでキャーキャー騒いでましたよ。

  2. 車好き さんへ
    930私も好きです。
    やっぱりリヤウイングとブリスターフェンダーがカッコイイですね!

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