986ボクスター クラッチ交換

986ボクスター クラッチ交換

MID エンジンのボクスターですが 911系と違い エンジン搭載のままMTが降ります。

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バンパーを外さないと純正のでかいマフラーが取れないのが難点です。

バンパーを外した姿は、縦置きミッドシップなので まるでフォーミュラーのようなレイアウトです。

案外かっこいい。

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新品のクラッチに交換

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これが問題視されるクランクケースのインターメディエイトシャフトですが01年から05年のエンジンに
関してはポルシェディラーでサービスキャンペーンが行なわれているので壊れてもリコール対象となるので
オーナーも安心です、。  ただし ディーラー車のみね。

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オペシリも同時交換。

外してみてびっくりですが、、、
オペシリが樹脂製。

BMなどもこれぐらいの年式からオペシリが樹脂製です。

コスト削減の目的かもしれませんが、、
これじゃーー 強化クラッチなんて入れたらオペシリが破裂しそう??

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こんなにでかいマフラーを載せて完成。

996 GTー3 MT OH

996GTー3後期 MT OH

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GTー3 のMTって案外壊れやすい。

元々のベースは、930から続くG50の進化形。

993から6速になり。

1ー2速は、ダブルシンクロに、、、、

そして、996からは、ワイヤーシフトに。

進化しましたが、実は、エンジンも空冷から水冷へ。

1番大きいのはエンジン回転数が1000rpm以上高回転になった。

空冷時代は、6500程度でしたが、水冷ツインカムヘッドが75000。

基本設計は、同じなのでさすがにMTのベアリング類に、想像以上の負担がかかるのが一番の原因です。

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このMTは、CUPパーツを使いながら修理します。

964 フルピロ

ポルシェ964 フルピロ化。

964リベット号。

足回りフルピロ。

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ほとんどの964のブッシュはこんな感じ。

販売依頼20年以上経過すると当たり前のことですがゴムがゴムではなくなっています。

今回は、ブッシュを全てフルピロにします。

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今回は、使うのはMSさんのフルピロ。

作りもよくて流石の商品です。

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964のブッシュ交換は、超大変。

もともとメーカー側は、ASSY交換が当たり前なのでブッシュを抜けるような設計にされていない。

だから、抜き代えが大変です。

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外したブッシュは、こんな感じ。

もはやゴムの役目をしていないです。

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こちらは、入れ替えたフロントピロブッシュ。

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こちらは、はリヤ側。

ピロボールブッシュのいいところは、ゴムブッシュとは違い、1Gでの締め付けが必要ないので
組み付けたメンテナンスが楽なのと、ゴムと違い軽やかに動きます。

よくブッシュにピロではなくウレタンを使用する人がいますが、
ウレタンは、摺動部に使ってはいけない部品です。

エンジンマウントなどや物自体が動かない部分にはいいですが足回りのように
上下回転運動をする部分に使うとウレタンそのものをすり減らしながら使うことになるので
すぐにガタが出てしまうます。

その点、ピロボールは、剛性もあり、動きもしなやかなので
レース車両などは、フルピロが当たり前です。