ポルシェ、ベンツ、BMなどの欧州車は、この季節になると水周りやエアコンがダメになるケースがよくあります。
私のベンツもこの前洗車をしてエンジンルームを眺めていると
ベルトあたりから少し異音がします。
よーく見ると、ウォーターポンプのプーリーが少し前後に振れながら回転しています。
ポルシェのチューニング及びメンテナンス専門店
ポルシェ、ベンツ、BMなどの欧州車は、この季節になると水周りやエアコンがダメになるケースがよくあります。
私のベンツもこの前洗車をしてエンジンルームを眺めていると
ベルトあたりから少し異音がします。
よーく見ると、ウォーターポンプのプーリーが少し前後に振れながら回転しています。
新車やエンジンを組んだばかりの車は
慣らし運転ということを行う必要があります。
エンジンなどの機械部品は、金属同士が当たり合う部分が
たくさん存在します。
慣らしとは、それらの部分をゆっくりとなじませて
あげるということです。
組んだばかりのエンジンは、初めは、回りが重いです。
車のエンジンに、よく使われる処理にWPCというのがあります。
WPCとは、40~200ミクロンの非常に小さなショットを100m/sec以上という
非常に高速で噴射して素材の表面処理を行ないます。
WPC処理を行なうと金属の表面の応力が分散されるので
金属疲労に対しての耐久性があがります。
車の場合、よく用いるのは、クランクシャフトやロッカーアームなどの常に回転している部分です。
ほとんどの金属に、処理をすることが出来るので、本当は、すべてのパーツに使えばいいのですが
やはりコストとの兼ね合いがあり、一部分にのみ使用するのがほとんどです。